テスト投稿その4
ぼくが勤めていた会社をやめ、フリーランスになってから5年半が過ぎた。ちなみにサラリーマンをやってた期間は合わせて5年間だから、フリーでいた時間のほうが長くなった。そりゃおっさんになるわけだorz。
自営業になってよかったことはいっぱいある。中でも一番大きいのは、好きなときに昼寝ができることだ。冗談ではないですよ。会社勤めの頃は、昼食後の2時~4時くらいになると眠くて眠くてまるで仕事にならず、帰りが1時間遅くなっていいから昼寝させてくれと思っていた。今は眠くなったらさっさと仮眠できるから、能率が格段に上がった。もっとも仮眠で済まず、気が付いたら日が暮れてるなんてこともあるわけだが…。
それに身体があまり強くないもんで、自分で仕事のペースをコントロールできるのも大きい。ちょっと調子が悪かったら、ぼくは迷わず半日休んで様子をみる。そうしたって誰も文句を言う奴はいない、品質と納期に間違いがない限りはね。おかげで最近はわりと調子がいい。ぼくは2つの会社に勤めていたことがあるんだけど、恥ずかしながら退社した理由はどちらも体調を崩したことだった(もちろん、理由はそれだけじゃないけど)。あのまま無理して勤め続けていたら、今ごろこの世にいないんじゃないかな、真面目に。
他にも人間関係による妙なストレスや意味不明な拘束時間がなくなり、純粋に仕事に集中できる。複数の編集者と仕事をすることで自分の興味や守備範囲の幅が広がる。収入が増えた(といっても元が低かっただけなので、絶対額は…)。人付き合いの幅も広がった。年に1ヶ月まとまった休みがとれる。通勤電車で隣のオヤジとポジションの取り合いをするなんて不毛な労力もいらない。
まあ、色んなことがあげられるね。それらの核心はこんな風に表現できるだろうか。
フリーランスのほうが自己決定権を強化できる。
自己決定権を「持つ」ではなく「強化」と書いたのは、ビジネスにおける自分の選択と決定はお客さまの意向を無視しえないからであり、サラリーマンだって自己決定権がないわけじゃないからだ。たまにフリーの立場について「自分ですべてを決められる」なんて言う人もいるが、そんなのは実態を知らない奴の妄想か、大先生クラスの話だろう。
また「自立」や「自律」という言葉を使っていないのは、フリーランス=自立・自律した者、というわけではないから。自己決定権の強化とは裏腹に、ついつい仕事をなまけてしまう。逆に仕事に集中しすぎてオーバーワークになる。あるいは顧客のドレイ化してしまうetc、フリーになったからといって必ずしも自立性・自律性は確保できるものではない。
一方でフリーのデメリットもけっこうある。毎月決まった金額が入金される安心感はないし、経費もそれなりに必要だ。フリーになりたての頃、一番とまどったのが対人コミュニケーションが極端に減ることだった。下手をすると、スタバで「ショートラテ下さい」と言ったのがその日ただ一度だけの会話なんてこともある。
でも、色んな課題はあるにせよ、フリーランスであることは、ぼくにとってはとても居心地がいい。将来の不安はあるし、常に自分の武器を磨いてなきゃいけないけれど、それは勤め人だったとしても同じことだろう。
| 固定リンク
|


コメント