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2006.04.03

テスト投稿その6

新しいタイプの自営業が出現した背景やその意味については、前回触れたダニエル・ピンク著『フリーエージェント社会の到来』に詳しい。ちょっと分厚い本だけど、今ぼくたちの周囲で起こっている働き方の変化について、刺激的な知見を与えてくれる。

ただ、2001年にアメリカで発行されたこの本の内容は、当然のことながら現在の日本の状況と一致するわけじゃない。また、最近は日本でも「自己雇用」や「個人請負」に関する研究論文を見かけるようになってきたけれど、それらのドキュメントから独立するときのワクワク感や先が見えない将来への不安感を感じとれることはないし、フリーランスとして生き抜いていくために大事な何ものかを得ることもあんまりない。

もちろん、研究論文だから無味乾燥になりがちなのは仕方ないし、今まで気が付かなかった事実に気付かせてくれる優れたアウトプットもあるのだけど、ぼくはもうちょっと生々しいディティールに満ちた、それぞれの個人の歴史を踏まえた具体的な話を知りたい。

個人でビジネスを営んでいる人たちがどんな思いと決意で自立し、どのような困難を乗り越えながらビジネスを構築し、どんな風に仕事と生活は変化したのか? 

そんなわけで、ぼくはICやSOHO、週末起業家といった人たちに、こうした話を聞きに行こうと思っている。で、そのインタビュー内容をブログつくってアップしていくと。

新しいタイプの自営業の人たちは、自分に合わせて仕事や生活のスタイルをつくっているから、一くくりにして語るにはけっこう無理がある。その意味でも、個別インタビューを一ヶ所に集積し、発信することは意味のある仕事になるのではないか、と思う。

さらに、ある程度インタビュー記事の集積ができたら、その他のデータも合わせ一つのアウトプットとしてまとめるつもりだ。インタビュー記事づくりだけだと膨大なる聞き書きの蓄積で終わってしまい、もったいないっすから。このアウトプットはぼくが今、在学している大学院の修士論文にするつもりでいる。

てなわけで、新しいブログを立ち上げました。タイトルは「『雇われない働き方』研究室」。最初のうちは、この労働外論に「テスト投稿」としてアップした記事の清書版からスタートし、徐々にICやSOHO、週末起業家などの人たちのインタビュー記事を掲載していく予定です。ご意見、ご要望などありましたらお気軽にご指摘、ご連絡いただけると幸いです。

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