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2006.09.17

続・「森野のエラーは点にならない」

 タイトルの意味は昨晩、山本昌投手がノーヒットノーランのインタビューで、エラーをやらかした森野選手について聞かれ、「中日投手陣には『森野のエラーは点にならない』という伝承がある」と答えたことが元ネタです。ほとんどの人にはわからない話ですいませぬ(汗

 で、なんでこんなタイトルにしたかというと、今年のドラゴンズとタイガースの違いを端的に象徴する発言のように思えたからなのですが、昨晩はビール飲んでいるうちに、そのことに触れるのをすっかり忘れてたと…。そんなわけで続・「森野のエラーは点にならない」。

 昨日のノーヒットノーランは、森野選手のエラーさえなければもう一段上の完全試合成立でした。しかし、その点を聞かれた山本昌投手は「あれだけたくさん取ってくれるんだから(昨日の守備機会は確か8回)1本くらいいいでしょう」「今年の森野の守備は安定している」と、むしろ日頃の守備を賞賛したのです。タイトルの発言も、その文脈に沿ったものでした。

 一方、タイガースでは一昨日の試合で浜中選手がエラーした直後、下柳投手が彼に向かって激しく罵り、ベンチに戻ると激しくグラブを叩き付けました。プロがミスして責められるのは当然のことで、この行為を一概に否定するつもりはありませんが、山本昌投手の態度とは非常に対照的です。

 投手の性格もあるんでしょうが、結局、普段からレベルの高い守備陣の恩恵を受けているドラゴンズと、必ずしもそうではないタイガースの差が、この辺の態度の違いに表れていると感じたわけです。つまり、投手が野手の能力にストレスを感じることなくプレーし、かなり救われる機会も多いドラゴンズでは、投手と野手の間に信頼関係が生じやすい。ということは、攻撃陣がなかなか点が取れない局面でも投手は我慢ができる。高い水準での投手と野手の相互依存関係が生まれている、といってもよいでしょう。

  ちなみに両チームのエラー数を数えてみたら、ドラゴンズが123試合で50個なのに対し、タイガースは130試合で66個(暗算なので間違ってたらすいませぬ)。プレーヤー個人が守備力を高めエラーを減らす努力の集積が失点を防ぐだけでなく、チーム全体の結束を高める結果をもたらしているのは面白い現象ですね。
(失策数データはTBSサイトより http://www.tbs.co.jp/baseball/data/standings_c.html

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コメント

いやー、昌の快挙には感動しました。彼自身よりも周りの選手たちの方が喜んでいたように思えるほど。彼の人柄なんでしょうね。
森野は緊張して、9回の守備ではペンギンみたいになっていたそうです(福留談)。
けど、昌がいいって言ってるんだからいいですよ。あのエラーがなければ、快挙はなかったかもしれないから。
守備陣との信頼関係は、とても大切ですね。

投稿: うっきい | 2006.09.19 09:45

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