横浜ベイスターダスト
先日ちょっと書いた、横浜ベイスターズ牛島監督退団の件、結局、9月3日に本人が記者会見を行い、今期限りの退団が決まった。
で、3日から後のベイの戦績がひどい。こんな感じ。
●●●○●●
5戦で1勝4敗。うち阪神に3戦3敗しているのがこのチームの現状を象徴している。シーズンの大勢が決まった後に「意地を見せる」とはよく言うけれど、やはり優勝をあきらめていないタイガースとはチーム力に雲泥の差があるわけだ。
98年に優勝した頃は自由奔放で面白いチームだなと思った記憶があるのだけど、なんでこんな状況になってしまったのだろう。で、ベイの過去の成績をながめてみると、どうにもフロントがダメダメだったんじゃないかと思われる。
年度 監督 順位 防御率
1996年 大矢 5位 4.67
1997年 大矢 2位 3.70
1998年 権藤 1位 3.49
1999年 権藤 3位 4.44
2000年 権藤 3位 3.92
2001年 森 3位 3.75
2002年 森 6位 4.09
2003年 山下 6位 4.80
2004年 山下 6位 4.47
2005年 牛島 3位 3.68
2006年 牛島 6位 4.28
http://bis.npb.or.jp/teams/yearly_yb.html
この10年間で、3期勤めた監督は権藤氏のみ。みんな2年で退団しているのは、大したビジョンを持たず、場当たり的なチーム編成を行っている様子がうかがえる。生え抜きが山下氏だけ、というのも、次代の指導者育成を怠っていたからじゃないかな。生え抜きならいいってわけじゃないけれど。
そういえば、複数年契約後ろくに活躍できなくなったものの、退団してメジャーに行った途端水を得た魚になった人はこのチーム出身でしたね。メジャーで通用しなくなった大魔神に大金突っ込んで複数年契約するという、気が触れたかのような大バクチも記憶に新しい。球団株譲渡をめぐってもめた末、マルハからTBSに筆頭株主が交代した2002年からチーム成績が極端に低迷しているのは、決して偶然ではないのだろう。
しかもムダ金をドブに捨てておきながら、牛島監督がチームの説得を振り切って退任する背景に、ろくすっぽ補強してくれなかったフロントへの不信感があるというからなんだかなぁ。ちょっと資料を見ただけのおいらでも感じるのだから、現場の選手たちのフロントに対する不満は相当強いだろうと思う。以下は石井内野手の9月3日のブログから引用。
よっぽどの戦力が揃ってない限り2,3年で常勝チームを作り上げるのは難しい。
畑を耕してばかりじゃいけない。ちゃんと種をまき実をならさないと。
98年、それまで監督は定期的に代わってはいたが、あのとき優勝
できたのは当時の権藤監督の手腕もあるが、近藤監督から大矢監督
そして権藤監督までチームの中の選手がほとんど代わらなかったのが大きい。
また大矢監督も権藤監督も前監督のときはコーチとして中にいたから
チームの現況、選手個々の性格、技量を把握していた。だから監督になっても
ある程度すんなり入れた部分はあると思う。だから監督が代わっていっても
そこには畑を耕し種をまき実がなる。そういうビジョンがしっかり確立されてたように
思う。それは僕が選手として間違いなく体験したことでそしてまたあの優勝したときに
しっかり補強さえしておけば横浜の時代はもっと続いたはずだと僕は今でも思ってる
http://www.takuro5.com/blog/2006/09/post_145.html
救いを感じられる要素があるとすれば、今年3月に就任した佐々木邦昭球団社長である。これまでの発言を見る限り長期的なチーム作りの重要性を理解されている方のようなので、現在を底に浮上させていってくれれば、と思う。
| 固定リンク
|


コメント