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2007.10.11

ヤバイ会計@NOVAのつづき

昨日の続き。NOVAの損益計算書を平成18年3月末期と平成19年3月末期(前期)で比べてみます。

     平成18年3月末   平成19年3月末    差額
売上高   698億1200万円   570億6400万円    127億4800万円
売上原価  403億300万円    342億7400万円   60億2900万円
売上総利益  295億800万円    227億9000万円   67億1800万円
営業損失   21億9500万円    25億8900万円  -3億9400万円
経常損失   14億7000万円    12億1100万円  -2億5900万円
当期純損失  30億7000万円    24億9500万円  -5億7500万円

 売上高は前年比18.3%減。これはしんどい。売上原価を15%圧縮していますが追いつきません。ちなみに原価の圧縮で大きいのは人件費で、NOVA単体の「駅前留学サービス収入原価明細書」をみると211億9000万円から191億2900万円へと20億6100万円削減しています。1割近く減らしているわけだから、中の人は大変だろうなあ。そういえばあのうざったい小動物のCMをとんと見なくなったと思ったら、広告宣伝費も40億円圧縮していました。そんなこんなの必死のリストラで、営業損失は前期よりは低く抑えられています。

 CF計算書を見ると、前期は営業CF、投資CF、財務CFすべてマイナス。『財務3表一体理解法』によると、3つともマイナスのパターンは「営業活動で現金を生み出せていないのに、将来のための設備投資を行い、借入金の返済も行っている。過去に多くの現金の蓄積があった会社なのだろう」と、嫌みまじりで解説していますな。

 平18年3月末は財務CFだけはプラスでしたが、平19年3月末は43億9900万円のマイナス。これは平18は社債の発行で49億1200万円ファイナンスしていたものの、平19は5億8400万円しか社債発行できなかったことや、社債償還による支出が前年の約2倍の10億4200万円になるなど、資金繰りの悪化をモロに反映した結果のようです。

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