安全性分析など
財務の安全性分析って実際、どの程度予測できるもんかねということで、ちょっと計算。材料は昨年8月に倒産したアーバンコーポレイション。
アーバンコーポレイション安全性分析 | |||
平成19年3月期 | 平成20年3月期 | 平成21年第一四半期 | |
自己資本比率(%) | 20.0 | 18.3 | 12.2 |
流動比率(%) | 197.3 | 223.9 | 178.8 |
当座比率(%) | 31.1 | 19.2 | 9.4 |
手元流動性(百万円) | 60189.0 | 45298.0 | 23061.0 |
当座比率は100%超が望ましいってことだから、2年前でもう相当ギリギリの感じ。手元流動性の目減りもきついなあ、と。流動比率はわりといい感じですが、これはたな卸資産が膨らんでいるせいだな。
同社は最高益更新した直後に倒産したけど、やはりこの辺の数値にはヤバさが現れていたようで。なお、数字は適当に計算しているんで、正確なのが必要な人は自分で計算してくださいな。
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