あとがき(阿部淳一郎さん)
今回ご登場いただいた阿部さんは、私が取材した中では最も若いICでした。記事中にある通り、会社に勤務していた時代は必ずしも恵まれた環境ばかりではなく、独立時に何らかの抜きんでたスキルを身につけられていたわけでもありません。
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今回ご登場いただいた阿部さんは、私が取材した中では最も若いICでした。記事中にある通り、会社に勤務していた時代は必ずしも恵まれた環境ばかりではなく、独立時に何らかの抜きんでたスキルを身につけられていたわけでもありません。
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やりたいことをやるために、みんながハッピーになる仕組みをつくる
現在、阿部さんは2社で採用・育成業務や新規事業開発に携わっているほか、大学の就職支援講師、企業の研修トレーナーなど講師業を並行して行っている。どちらか一本に絞らないのは、今の形のほうが相乗効果があるからだ。
「研修会社の方から『阿部さん、講師って実績ばかり問題にされるけど、それより現場で汗を流しているリアルな人の話のほうが価値高いよ』と言われて、講師でやっていくには実務を真剣にやることが必用だと意識が変わりました」
前にも書いた通り、現在は講師として年に200本の依頼が入り、年収も独立した当初より飛躍的に増えた。そうなったのは実務や学生の勉強会の支援を通じて話すネタの仕入れを常に行っていることと共に、経営的な観点で業務を遂行していることが大きい。「どうやって仕事を増やしていったのか」という問いに、阿部さんは次のように答える。
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転職オファーに業務委託契約を逆提案
就職コンサルタントの本田氏との出会いによって、阿部さんは「こういう仕事のやり方もある」と知った。しかし、当時はあくまで憧れの存在で独立する気はなかったという。
「本田さんやそのネットワークの人たちと知り合って、キャリアを考える発想と、世の中には優秀な人たちがたくさんいるということを学びました。そこでふと気が付いたのが、この数年の挫折はキャリア形成の視点からみたら有効だということと、今の仕事は会社員をしながらトークの実践をできる立場にあるし、さらに大きなビジネスの実務も任せてもらえる環境にあるということ。しかも残業のそう多くはない職場でしたから、夜は人脈づくりにあてられる。よく考えてみるとこの状況って最高じゃん、と気が付きました。
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就職コンサルタントという働き方を知る
結局、社労士事務所のバイトも辞めた後、阿部さんは主にOLを対象としたスクール事業の会社に入社し、営業や講座企画、就職支援などの仕事を担当した。
「僕はここではじめて営業トークを習ったんです。営業には導入、説明、クロージングのプロセスがあるんだとか、成功したセールストークをみんなで共有化するとか。そこではいい数字をとることができ、『俺はしゃべりがたつんだな』と改めて自覚しました。
また、就職支援講座のクラス担任を受け持ったとき、生徒さんの内定率が爆発的に上昇しました。僕はチューターの経験がありましたし、こういった仕事が好きで、真剣に取り組んだんです。ところが、ここで事件が起きました。
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33歳にして3500名の採用面接と、350本の講演・研修を行ったIC
阿部淳一郎さんは企業での採用・育成業務と並行して企業の研修トレーナー、大学での就職支援講師などの講師業を行っているICである。年齢はこの9月で33歳を迎え、本ブログにご登場いただいたICの中で一番若いが、これまでに企業の面接官として採用面接を行った人数は約3500名。一方、講師としても今年の1月から8月までの間だけで約100本の研修・講演を行った売れっ子である。
阿部さんのキャリア形成はここまでに掲載したICとは大きく異なる。これまでに登場したICは会社員時代に抜きんでた実績を残し、それを背景に独立した人が多いが、阿部さんはICになってから実績と経験を培っていった。つまり、失礼ながら会社員時代は必ずしも抜きんでた存在ではなかったのである。
では、どうやって現在の状況をつくったのか。それを知るには阿部さんの子供の頃までさかのぼる必用がある。
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本ブログにご登場いただいた人事ICの田代英治さんが著書を出版されました。
『なぜか会社も社員も気がつかない新しい働き方 人材開発会議』
興味のある方はぜひご一読を!
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