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2006年5月15日 (月)

NPO法人IC協会理事長 秋山進 さん②

IC協会はICの普及や長期傷病時休業補償団体保険(Long Term Disability)への自動加入、ICスタートアップ支援といった活動のほか、IC憲章・ICビジネスガイドラインの制定と研修の実施、独立プロフェッショナル・コンプライアンス資格制度の発足など、会員のコンプライアンスや職業倫理意識の徹底に力を入れている点に特徴がある。

「結局、ICという働き方を確立させていくためには、プロフェッショナル意識がないとダメだと思うんです。一社しか出入りしない正社員とは違って、複数の会社の仕事をする人は、ヘタをすると競合他社の仕事を一緒にしてしまったり、A社の情報をB社に持ち出してしまったりするかもしれない。

そういう方がICと名乗ってやっていたら、本当はその人個人の問題だったとしても、まだ十分に社会的に認識されていないから、ICという働き方自体、全否定されることだって考えられますよね。マスコミの論法はいつも持ち上げてから落としますから。それは協会員にとって最も困ることなので、こうした取り組みはぜったいに必要なんです。

逆に、仕事のマッチングは行っていません。商売にどんどん協力してくれという人も中にはいますが、仕事はみんな自分で取ってこいと言っている(笑)。仕事のマッチングは手間もコストもかかるし責任も発生するから、そこはNPOがやるべきところではない。やはり企業が営利事業として手がけて、適切な利潤をあげていったほうがドライブもかかっていいと思います。

別に協会として営業支援はしなくても、会員はみんなそれなりの人たちだから、仲良くしていると勉強になることが多いし、困ったときに教えてもらうこともできる。会社員なら専門の部署に聞けばいいんだけど、ICはそういうわけにいきませんから。業務上の助け合いもできるし、保険にも安く入れる。

IC憲章も、会員のCIやM&Aのプロ、経理やコンプライアンス体制構築の専門家などが集まってチームをつくり、作成に取り組みました。僕の草案をもとにメールベースで濃密なやり取りを行い、最後に大学の教授に見ていただいて完成させたんです。これだけの作業を、第一線のプロの方たちにすべてボランティアでやっていただきました。それは、やはり皆さんがIC憲章を必要だと思っているから手伝ってくれたのだと思います。だって一人アホな奴が出ただけで、ICが全面否定されてしまいますから。

残念ながら個人で仕事をしている人には、眉つばな人が多いのもまた事実です。少なくとも、昔の人はすごく多かった。今でも明らかに『この人は偽者だな』という人が相談にくることがけっこうありますよ。眉つばな会社が存在するのと同じように、個人で眉つばな人が出てくることは防げません。しかし、そういう人がいたとしても、IC協会の人はちゃんとしている、という形にしておきたいのです」

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