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2006年6月12日 (月)

人事IC 田代英治 さん①

大手企業から独立し、人事業務のICに

Tashiro  2005年6月、人事IC(インディペンデント・コントラクター)の田代英治さんは20年勤務した川崎汽船を退職し、人事分野の業務を請け負うICとして独立した。ただし、退職した後も川崎汽船とは業務委託契約を結び、業務を請け負っている。

「川崎汽船には週に3回、計1.5日程度出社してコンサルティングを行っています。川崎汽船に在職中、私は人事部門で成果主義人事制度の設計と運用に携わってきましたが、人事制度においてこれで100%いいという状態はあり得ません。そこで、目標管理の設定や評価方法など、制度運用にともなって発生するさまざまな問題の解決に取り組んでいます。

 コンサルタント契約を結んでいるのは川崎汽船に加え、外資系医療機器メーカー、最近設立されたベンチャー企業、財団法人、大手企業のグループ子会社5社。外資系メーカーとベンチャー企業では人事制度の設計、財団法人と大手企業のグループ子会社では既に導入されている成果主義人事制度の手直しのお手伝いをしています。

 このように、現在依頼される業務は『一から人事制度をつくってほしい』というものか、『成果主義人事制度を導入したが、うまくまわっていないので変えてほしい』という2つのパターンに分けられます。やはり、難しいのはすでに導入した制度を手直しするほうですね。働き方としては週に一日、もしくは半日と決めて打ち合わせに行き、私が作成したアジェンダに基づき人事担当者の方たちとディスカッションし、最終的な案に固めていくプロセスをとっています。

一口に人事制度といっても、考え方は会社や組織によってかなり違う。この点が難しいところで、当然アウトプットも異なるものばかりですから、その作成のために投入する時間や労力は大変です。しかし、だんだん蓄積していくことができればやがて『この話はあのパターンだな』と、蓄積の中からノウハウを引き出せるようになる。ですから、今は将来のために苦労する時期だと覚悟していますよ。

 コンサルティング業務以外に、セミナー講師や人事専門誌の執筆なども請け負っています。とくに、これからは研修講師業務に力を入れていくつもりです。お客様からの人事に関する問題の相談を聞いていると、大きく分けて『制度』が原因である場合と、『教育』が原因になっている場合があります。後者の場合、自分で研修講師まで担当できれば提案できる内容の幅が広がりますから、今後は主にこの二本立てでいくつもりです」

【プロフィール】

1961年福岡県生まれ。神戸大学経営学部卒業後、川崎汽船に入社。営業、人事、船舶の運行管理等の業務を経験した後、2005年6月に独立。社会保険労務士 田代事務所を開設。9年間にわたる人事部での経験を活かし、人事制度、労務管理のコンサルティングや教育研修等の業務を行っている。

HP 社会保険労務士 田代事務所

ブログ 人事労務屋のつぶやき

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