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2006年8月 9日 (水)

人事IC 木村英一さん④

働き方の満足度は

100点満点

 木村さんの一日は、早いときは朝5時に起床して2~3時間仕事をし、午前中に1件、午後に2件クライアントを訪問してコンサルティングを行い、夜は人脈を広げるための飲み会に出席して帰宅というパターンが多い。帰宅後も少し仕事をするという。

「オフィスは持たないと決めているので、自宅でも仕事をするし、出先で時間が空いたら喫茶店に入りモバイルPCで仕事をしています。オフィスを持つとコストと移動時間が必要になるし、私自身、どこでも仕事をできるタイプなので、オフィスがなくても気にならない。

 睡眠時間は、納品が迫っているときは夜中の1時、2時まで仕事をしているときもありますが、普段は6時間程度確保しています。土・日と平日の切れ目はありません。それでもサラリーマン時代より今のほうが元気だし、周囲からもそういわれます。やはり今はムダな動きがありませんし、やりたいようにやっていますから。私はどちらかというと相手の要望を聞いて合わせる方なので、会社だとある種のストレスがあるんでしょうね。

収入面では、会社勤めのときの年収よりも増えています。働き方の満足度で言えば、今は100点満点。家族とのコミュニケーションも増えました。私の働いている姿がよく見えるものですから、高校生の長男が私の仕事テーマに興味を持つようになりましたよ。親の働く姿を身近で見せることは、何よりの教育なのかもしれません。

 デメリットとしては、個人単位で働いているので、会社員時代とは周囲から受ける刺激やコミュニケーションの量が圧倒的に違うことでしょう。会社員時代は上司が『ドアホ!』と怒ってくれましたが、今そう言ってくれる人はいません。下手をしたら仙人みたいになる危険性があります。やはり普段のコミュニケーションを通じての気付きは大きいと思うので、人事の仕事をしている近所のIC同士で集まったり、独立した仲間でアドバイスし合う機会を設けたり、『人と一緒に働く場面』を代替する場を意識してつくっています」

 ICを希望する人たちに対して、木村さんはその仕事が本当に好きか、おもしろいと感じているかどうかをよく考えるようアドバイスしている。

「もちろん生活のためという側面はありますが、やはり職人ですから、その仕事、その領域で何かを残したいという気持ちがあるかどうかが大切です。それがなければ、単に食うための目的だったら、私はお勧めしません」 (了)

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