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2006年10月31日 (火)

CIO代行・補佐 三木康弘さん②

組合活動で人を動かす面白さに目覚める

 三木さんはこのシンクタンクでSEとして証券業務システムの設計・開発などに従事するとともに、従業員組合の活動でも目覚しい動きを見せた。

「大きい企業グループでは30~50人程度の部ごとに従業員組合の分科会があり、その幹事を若い人が担当するのが定番なのですが、この会社もそうで私はグループ全体で200くらいある分科会の1つの代表をやりました。普通は『ボーナスの支給額が決まりました』などとビラを配って終わりなのですが、それだけでは面白くないと思ったので、私は工夫していろいろやってみました。

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2006年10月30日 (月)

CIO代行・補佐 三木康弘さん①

巨大プロジェクトを動かす「CIO参謀」

 有限会社CIOエージェントの三木康弘さんは、CIO(chief information officer:最高情報責任者)代行・補佐として、ITに関する戦略立案や予算調整、プロジェクトマネジメント等々、包括的にCIOの業務を支援している。独立したのは2005年7月。これまでの1年強の間にJASDAQ上場企業や全国規模の大手団体などで業務を請け負ってきた。

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2006年10月25日 (水)

あとがき(佐藤一郎さん)

 もともと出版社を志望していた佐藤さんは、やはり一般的な銀行マンのイメージとは異なり、あまり型にはまった選択をされない方でした。夢であった著書を出版し、大学で教鞭を執ることを次々に実現していく行動力には敬服するばかりです。

また、佐藤さんからお知らせがあります。

「来月(11月)初めに2冊目の本「元銀行支店長が教える 銀行の急所」が、東洋経済新報社さんから出ます。編集者さんと何度もディスカッションを重ね、かなりのエネルギーを費やして書いた本なので、少しでも多くの人にぜひ読んでいただきたいですね」(佐藤一郎さん)

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2006年10月24日 (火)

起業・経営コンサルタント 佐藤一郎さん④

「今は夢を一つ一つ実現できている」

 独立した際のビジネスコンセプトは、中小企業を顧客とする資金調達や創業支援のコンサルティングを考えていたという。顧客はどうやって開拓したのだろうか?

「銀行時代の人脈は一切使っていません。銀行を出た自分がその顧客にアプローチするのは潔くない。過去の遺産に頼らず自分で開拓していくぞ、と。コンサルティング会社時代のつながりの仕事も、ほとんどありません

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2006年10月21日 (土)

起業・経営コンサルタント 佐藤一郎さん③

転職しコンサルティング能力を磨く

 佐藤さんは銀行を退職し、コンサルタント会社に転職した。ただし、佐藤さんは退職するまで一切転職活動をしなかったという。

「銀行を辞めるときに二つ決めていたことがありました。一つは、銀行の伝手を使って仕事をしない。二つ目は、銀行に勤めている間は就職活動をしない。まだ銀行に籍を置き、責任ある立場にいながら転職活動をするのは、自分の美学に反すると思ったからです。逆に言うと、半年や一年失業しても、そのくらいは食いつなげると考えていました。

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2006年10月20日 (金)

起業・経営コンサルタント 佐藤一郎さん②

生活の安定より、自己実現を優先したい

 華やかなイメージのある銀行の国際部門で働いていた佐藤さんだが、香港から帰るとき、新たな職場として国内支店勤務を希望した。

「当時はしばらく海外に勤務すると、“リハビリ”と称してよく検査部でワンクッション置くことが多かったのですが、私は直接国内支店に戻してくださいといったんです。私は外語大卒ですが横文字の生活が嫌だったことと、銀行員としてのキャリアが偏っていたのでそろそろ変えたくなったんです。本部で6年、海外で4年近く働きましたから外語大卒として採用してもらった分はもうお返ししたでしょう、今度はやりたい仕事をやらせて欲しい、と。

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2006年10月19日 (木)

起業・経営コンサルタント 佐藤一郎さん①

起業家や経営者の事業・資金計画を支援する「元銀行支店長」

Satoichiro 「元・銀行支店長」の経歴を持つ佐藤一郎さんは金融機関、コンサルティング会社で25年間勤務した経験を生かし、事業・資金計画や金融機関取引に関するコンサルティング、およびセミナーや研修の講師として活躍するほか、大学でも教鞭を執っている。

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2006年10月18日 (水)

お知らせ&あとがき(鴫原弘子さん)

 諸般の事情ですっかり更新が滞ってしまいました(汗)
 明日より再開いたしますので、引き続きご高覧いただけると幸いです。

 さて、掲載した記事の通り、鴫原さんはICという概念が登場する以前から個人のブランドプロデューサーとして活躍されるとともに、ある時期は子育てに専念し、親子で充実した時間をつくりあげていかれました。こういうフレキシブルな人生の選択をできるのがICのメリットなのですが、それを実行に移すには自分に対する自信が必要だ、とも思いました(数年に渡り、自分がキャリアを中断する姿を想像してみて下さい)。

 鴫原さんには長時間にわたり取材にご協力いただいたおかげで、これでもまだ書ききれていないことがたくさんあります。いずれ機会をつくり、ご紹介できればと思います。

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