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2006年11月 2日 (木)

CIO代行・補佐 三木康弘さん④

CIO参謀」という仕事

 戦略系コンサルティング会社で3年間仕事に没頭し、自信をつけた三木さんは予定通り3年ちょうどで退職し、CIO補佐・代行を行うICとして独立した。

3つめの会社に勤務していた後期に、ある一部上場メーカーで本格的にCIO参謀として働きました。この会社のCIOはとても立派な方でしたが、それほどシステムに詳しくはなかったので、『プロジェクトの状況を分かりやすくまとめて、一緒に社長に報告してくれ』、『ベンダーが何言っているかさっぱりわからないから通訳して』、『現場に不満がたまっているみたいだから話を聞いてなだめてきて』等々、いろんなことをやりました。

 このプロジェクトはERPを導入するプロジェクトだったんですが、自分はCIOの横にいて経営報告を作成したり、現場でのヒアリングや投資効果分析したりと、通常のシステム導入とは違う関わり方をしたわけです。『システムを入れた後、既存の事業部制を変えようと思うんだけど何かいいアイデアない?』とか『次期役員として〇〇がいいと思うけど、どうかな?』と、プロジェクトとは直接関係無いことまでCIOから相談されるなど、要は参謀としての役回りですね。

 この仕事は間違いなくお客さんに貢献できたと胸を張っていえます。ここで独立できる自信がついたという感じですね。上司は『後は三木君よろしく』とノータッチで、一人でプロジェクトを回していましたから。で、役員の参謀役をやっていて思ったのは、こういう人はあまりいないし、これなら一人でもできる、ということでした。

独立後の営業活動は全部新規です。伝手を使ったほか、派遣会社や転職エージェントに声をかけていきました。例えば派遣会社に行ったら、たまには一般的な派遣スタッフのスキルでは追いつかない難しいオーダーをするお客さんもいるでしょう。そういう時のために私を置いといて下さい、と。

あと、投資会社がハンズオン(ファンドが投資先企業の経営に参画し、育成する方法)で投資をするとき、自社から経営者や経営参謀を送り込みます。そういう会社向けの職業あっせん会社があるのですが、ハンズオンだと人を送り込む期間は3年くらいですから、別に社員じゃなくてもいいじゃないですか。そこで私みたいな人はどうですか、という風に声をかけていきました。

反応は、どこへ行っても興味深く聞いてもらえて、社長や役員級の偉い人たちが相手をしてくれました。面白かったのは、『君、他社への紹介よりうちの会社を手伝って』とあちこちで言われたことです。『新規事業を始めるから、一緒に立ち上げをやってよ』とか。

 最初の仕事はそうやってつながりのできたある上場企業の社長の紹介で決まりました。『うちの会社にこんな人が訪ねてきたんだけど、どう?』と、その方が知り合いの別の上場企業の社長に紹介してくれたんです」

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