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2006年11月15日 (水)

ファッション流通IC 齊藤孝浩さん⑤

ブログの開設と営業アプローチの変更で受注を増やす

 血縁もなく30代で100億円企業の取締役になれれば、サラリーマンとしては大成功と言えよう。しかし、齊藤さんは当初の予定通り5年間勤務した後、独立することを決意した。

「退職のきっかけは、もともと5年間という想定がありましたし、プロジェクトを一通りやり遂げたという達成感が大きかったですね。4年目で仕掛けたことが5年目に成果として数字に表れましたので。ちょうどその頃、日経MJにIC協会の記事が大きく出たのを見て、これからはこういう生き方だよねと触発されたこともあります。

 会社からは『ちょっと待て』という話になりましたが、ICというスタンスで独立したいと伝えると、最初のクライアントになってくれました。内容は業務委託契約で、戦略を考える社長の頭を整理するような役割です。本当は一からスタートしようと思っていたのですが、せっかくのご依頼をいただきましたのでお引き受けすることにしました。

 それ以外にはこれまでお付き合いのあった会社にお話をしに行ったほか、IC協会に入ったり、コンサルティング会社に登録したり、仕事と人との接点を広げる活動をして2件仕事をいただきました。しかし、この2件は残念ながら今につながっていません。

実はこれらの仕事がなくなると決まったとき、何か手を打たなければいけないと考えてつくったのがディマンドワークスのホームページとブログでした。私は転機を迎えたとき、必ず何か一つ新しいことをはじめるのがポリシーなんです。

 ブログはかなり活きていますね。ブログを見て、飛び込みで話を聞きに来られて、契約に至るというパターンは今まで一度もありません。しかし、すでに私のことを知っている人がブログを読んで、『齊藤はこういうことができるんだ』というのを理解して、知り合いをご紹介してくださって契約に至ったケースは何度かありました。

 ブログを通じ、私のことを知り合いにもっと知ってもらう。するとその人が私のセールスマンになってくれるんですね。逆に、お互いに信頼できるかどうかは一緒に仕事をしなければわかりませんから、飛び込みで来られる方とはなかなか受注に結びつかないのだと思います。ただ、飛び込みでもかなり大手の企業や経営者の方が来られるので、その威力はすごいと感じています。

 自分の売り方も最初とは変えました。当初は、アパレル業界は情報システムの活用が弱い。だからその部分を促進し、業務改革を実行するお手伝いをするというスタンスでアプローチしていたのですが、情報システムの導入は巨額の費用がかかりますよね。なので、すでに導入したけどうまくいっていない場合はお助けできるんですが、業務改革を行うために情報システムを導入しましょうという話には皆さん二の足を踏まれてしまう。

 現在はそうではなく、各種プロジェクトの外部支援者として入り、将来の幹部候補生たちと一緒に汗を流しながら働き、彼らが成長することをお手伝いするというスタンスでアプローチするように変えました。多くの企業と接する中で、30代の方たちが十分な教育を受けられていないことが企業の重大な悩みとして存在することが感じられたので、人材育成支援へとポイントをシフトしたのですが、こちらはけっこう需要がありますね。

 こうして一度は仕事が減りましたが、その後盛り返しています」

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