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2006年11月27日 (月)

特別編 アルゴノート社長 桐原文彦さん①

「プロジェクトベースのワークスタイルの創造」を目指す

Kirihara アルゴノートは顧客企業の課題解決のためのプロジェクトを提案し、その立ち上げから運営、成果創出の最終工程まで取り組むという「プロジェクトベースのアウトソーシング事業」を手がける企業である。プロジェクトチームには各分野のスペシャリストをアレンジし、ICが活躍する場を広げている。

いや、この説明では順序が逆だろう。同社の事業目的は「プロジェクトベースのワークスタイルの創造」。すなわち、アルゴノートはビジネスパーソンが会社組織や社員・派遣といった雇用形態にとらわれず自分に合った働き方を柔軟に選択できる就業環境をつくり、顧客企業へは付加価値を、ICには充実した仕事とキャリアアップの機会を提供することを目指しているのだ。

「この事業は私自身がお客さんという想定なんですよ」

 同社の桐原文彦社長はそう語る。桐原さんは大手精密機器メーカー等を経てニュージーランドで印刷会社の経営再建に従事した後、日本で起業したという一般的なキャリア形成から見れば「変わり種」。同社のビジネスコンセプトは、桐原さんがキャリアを模索する中から生まれてきたものである。

「就職のときは自分の貧弱な体験では何をやりたいのかわからなかったので、典型的な文系人間である自分とは正反対の人たちとふれ合いたいとの思いで精密機器メーカー入社しました。

 最初に配属された部署は人事部で、人事評価制度の運用などをやりました。そのときに感じたことが、『絶対的に公正な人事評価はあり得ない』という現実。評価にはどうしても上司の主観的なものが入るんです。だったら、自分自身がしっかりした価値観を持って納得いく生き方をしないと駄目だと思いましたね。これが私の原体験になっています。

 その後医療機器の営業に移り、運もあって2年目で成績トップになりました。従来、実績がなかった国公立病院に着目して、そこに入り込むことに成功したからです。ところが、当時の大企業は30歳までは差が付かない人事制度が採用されてところが多かったので、昇格もなければ昇給もない。課に報奨金が出て、みんなで飲んで終わりです。これはおかしい。あの頑張りはなんだったのか。

それと、年二回の異動の季節になると先輩たちは『俺はどこに行くんだ』とそわそわし出すのですが、以前から『嫌なら辞めればいいじゃないか』と私は思っていました。でも、あまりそう考える人はいないのかな、と思いつつ『自分は独立した方がいいのかな』と考え始めました。でも、これを自分はやりたいから独立するというものがまだない。そこで、まず経営というものを疑似体験するために経営コンサルタント会社に転職しました」

(プロフィール)
1963年生まれ。大手精密機械メーカー、経営コンサルティング会社を経て、32歳の時にニュージーランドへ移り住み印刷会社の再建を手がける。帰国後、ベンチャー企業の新規事業開発責任者を2年間務めた後、アルゴノートを設立。プロジェクトベースのワークスタイルの確立を目指している。

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