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2007年1月15日 (月)

ITコンサルタント 柄本和夫さん⑤

満員電車を避け、一家で毎日食卓を囲める生活

 IC支援会社の利用をきっかけに仕事の受注が増え、やがて自分で直接契約を獲得するケースも増加し、柄本さんのビジネスは大きく成長していった。

IC支援会社との仕事は、私はその会社の名刺を持ち、その会社の営業マンと一緒に顧客に出向いて交渉し、仕事を受注する形です。売上げの分配は私が60、先方が40という形。支援会社経由の仕事と直接受注した仕事の割合は現在のところ、半々くらいです。

 保守契約の価格設定は、やはり価格面でメリットがないと需要がありませんから、1人雇用するのと比べ半額ぐらいになるように、かつ特殊技術なので1人が月に5日常駐するよりも高め、というあたりに設定しています。内容次第ですが、週に1回訪問する場合で月30万円程度。

 仕事の仕方は、決まった頻度で訪問する定期便のような形と、必要がある場合にのみ訪問する形に大きくわけられます。後者の形でも、今はリモートメンテナンスができますから大丈夫。お客様にもそういう形を提案しています。

1年目の決算は赤字が40万円でたのをおぼえています。2年目の売上げはサラリーマン時代の年収と同水準。3年目はその倍になりました。2007年はさらに伸びる予定です。といっても会社の売上げであって、実収入ではありませんが。

 サラリーマン時代と比較した満足度は、今のほうがずっと高い。自分がやりたい時まで仕事を続けられる、子供が大きくなるまで仕事ができる安心感がありますから。収入の調整が自分でできるのもいい。自分で料金を設定して、その通りに受注できたりできなかったりするのも、サラリーマン時代にはなかった面白さですね。

独立するとき、家族からの反対はありませんでした。一時は妻に不安があったようですが、妻の父も会社の経営者でしたし。働き方が変わって一番嬉しいのは、満員電車に乗る必要がなくなったこと。今は10時~10時半くらいに一件目のアポがあって、帰路につくのが4時くらいですから、行きも帰りもラッシュの時間帯をはずして乗車することができます。

典型的な1日の動き方としては8時には机に座りメールチェックを済ませ、8時半に家を出発。10時に一件目、14時に二件目の顧客を訪問し、4~5時くらいに帰路につく。6~7時頃自宅で夕食を食べ、その後仕事に取りかかって寝るのは早くても24時。深夜の1~2時まで仕事をしていることは珍しくないし、土日も書類を書いたりしています。

やはり、家族全員で食卓を囲めるようになったことは大きい。サラリーマン時代はあり得なかった、その時間には帰宅していませんから。長男は私が海外とやり取りをしているのをみて、『将来は外交官か海外で仕事をしてみたい』と言っています」

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